アーシュラ・K. ル=グウィン Ursula K. Le Guin 岩波書店(2006-05-11) |
映画で話題になったゲド戦記の原作です。解説本なども読んでみると、「生と死、光と影などは、前炊くとしてどちらかを倒すものではなく、表裏一体ひとつのものである」というテーマを初めて世に広めた物語だそうです。明るい雰囲気の作品ではないですが、人生や世の中のテーマを非常に丁寧に書いてある作品だとおもいました。とくに魔法と竜に関しての扱いは優れていて、独特の世界観を表現することに成功しています。決して簡単に読める物語ではないですが、世界中で評価の高いこの作品を読んでおきたい方は、気合いを入れて読むことをおすすめします。 |