「国家破産」以後の世界
日本の財政が破綻している根拠を、アメリカの日本のIMF統治のレポートを根拠に論証している本です。増税、年金の切り下げ、果ては預金封鎖という可能性をロシアやアルゼンチンの例なども挙げながらリアルに描いています。そのような状況下で日本人としてどのように生きていくかという提案は具体的にはかかれていないのが残念ですが、政府の借金を国民がどのように肩代わりしなくてはならないかということを考えさせてくれる一冊です。覚悟を決めたり、個人レベルでの対策を考えたりするためには読んで損は無いと思います。文章に謎に英単語が並んでいるのは英語力アップの効果もねらっているのでしょうか?ちょっと読みにくい点ではありました。
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