C#と.NETの本


実際に読んだものについて、C#や.NETについてのおすすめの本を掲載してあります。
和書、洋書ともにありますので、お気に入りの本を探す参考にしてみてください。


スタートアップ C#


スタートアップシリーズのC#版。最新のVisual Studio 2005やC#2.0に対応しています。何度も書いていますが、この手のムック本はいろいろな視点でひとつの技術を見ることができるので、自分の理解を深めることができるし、実践的です。初心者はこのムック本とC#の教科書っぽい本の2種類の本を読んで勉強することをおすすめします。


Effective C#(洋書)


C#プログラミングに関する50の話題を非常に深く議論している本です。簡単な物をあげると、propertyを積極的に使用する理由、forよりもforeachが好ましい理由、valueタイプとreferenceタイプの違い、ガーベージを少なくするコツなどなど。それぞれの話題について、ILレベルまで掘り下げて解説している部分もあり非常に良いです。パフォーマンスの良いC#プログラムを作成する作法が、その理由とともに身に付きます。


Visual C# .NET基礎300の技


Visual C#を使うためのTips集。スクリーンショットを含めて、ひとつひとつが非常に丁寧に説明してあるので、一通り基礎は終わった初心者にはお勧めです。GUIに関する記述が多いので、そのあたりの開発にリファレンスがほしい人は、重宝するでしょう。


Programming ASP.NET


ASP.NETに関してかなり詳しく解説してある本です。洋書です。基本的な事項はもちろん網羅しており、技術的に一歩突っ込んだ解説がなされています。たとえばASP.NETがどういう仕組みで動いているかというバックエンドの話などもたくさん載っていて、エンジニアとしてのレベルアップに貢献してくれます。私はこの本でPostBackの仕組みを詳しく知りました。


ASP.NET


ASP.NETの解説本。中級者向けかと思い購入したが、実際には初心者よりすこし上の人向けです。 それでも、内容的には、非常に良くまとまっていておすすめできます。
いままで、手探りでASP.NETをいじってきた方が知識をまとめるのや、トレーニングのテキスト(もともとそのような用途を装丁して書かれているようだが)としては最適です。


ASP.NET 実践講座


ASP.NET 1.1に対応した解説書。ステップ・バイ・ステップで順序だてて一通りASP.NETの基礎について学ぶことができます。
IISの設定の仕方から、コンポーネントの作成、Webサービスまで、網羅しているのはよいです。
初心者はまずこの本で基礎固めをしてから、もっと良く知りたい領域についてインターネットで調べたり、上級者向けの本へ移ったりすると良いと思います。自習用でしょう。

C#エッセンシャルズ 第2版

C#の入門書として最適な本です。言語仕様を中心に、C#プログラマが最低知っておかなくてはいけないC#言語の特徴をみごとに捕らえている。この本をマスターしたら、C#を使って非常に便利な.NETプログラミング環境を存分に利用していきましょう。


C#によるプログラミングWindows上マイクロソフト公式解説書
C#によるプログラミングWindows下マイクロソフト公式解説書

Windowsプログラミングのバイブルとも言えるPetzolt本のC#版です。Windows3.1の時代から読み続けています。Windowsのプログラミングにおいて知っておかなければならない事柄を非常に丁寧にわかりやすく解説しています。Windowsプログラミング経験者でも、基礎知識を整理するのに役に立ちます。 Microsoftのサイトに少しだけ内容がみられるページがあります。


プロフェッショナルC#〈上〉基本編
プロフェッショナルC#〈下〉応用編

入門を終えたC#プログラマのための本。C#でプログラミングをしていく上で疑問に思うようなことに答えている。C#の言語仕様、GUIの基本から.NET Remotingまで、困ったときに開ける本として、一冊持っていると良いかもしれない。




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