店名 |
がんこラーメン総本家 |
場所 |
西早稲田、高田馬場駅から東方向に徒歩10分程度。
(住所は載せない方がよいと判断しました) |
注文したラーメン |
第1作目のらーめん こってり |
麺 |
黄色く、ややちぢれた硬めの低加水麺。少し平べったい感じ。太さは普通から少し細め程度。八代目のより、やや太めで硬さひかえめ。醤油が強いラーメンにはこちらの方が合うのだろう。 |
スープ |
こってり醤油。スープは茶色く濁っていて、上に好みに応じて背脂がのる。醤油の味が強い、結構しょっぱめのスープ。現在のがんこのスープに比べると、やや昔風のあか抜けない印象を受けるが、香りと味のベースはまさしくがんこという気がする。独特のやみつきになりそうな風味は、この頃(1977年?)からあったのだろう。醤油の香りもスープのコクもかなり強いが、とがってはいない。こってりだと、背脂の量はかなり多めだが、そんなにしつこくはない。あと、店の方針で、レンゲはない。
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具 |
チャーシューは柔らかい、いわゆる大きな円盤。周りにちょっと焦げ目が付いていて、八代目のよりちょっとおいしい。ネギ、メンマ、海苔は普通。他のトッピングはできない。 |
総合評価 |
がんこの源流を感じることのできるラーメン。昔のレシピとはいっても、今のがんことバックボーンは共通なのだろうと思う。何も考えずにひとつのラーメンとして食べても、かなりおいしい部類。ただ、醤油味はかなり強め。苦手な人は苦手らしい。順序が逆になってしまったが、今度は現在のラーメンを食べなくては。それから悪魔もか? がんこの家元を初めて見られてけっこう感動。今なお家元自ら作っているんですね。
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総合point |
3.7 (by A, 2001/06) |
注文したラーメン |
第1作目のらーめん こってり |
麺 |
やや細身の麺。きちんと硬さを残したゆで加減はさすが。量も多くはなく、一気に食べ上げられる。 |
スープ |
非常に濃いしょうゆ味。こってりだと背油が結構浮いている。最初は普通に食べ進むのだが、最後のほうになればなるほど、しょっぱさを感じる。個人的には、あっさりのほうがよかったかも。しょう油は大好きなので、ここまでしょう油にこだわっってくれるとうれしい。ただ、体力がないとこの塩分濃度は消化しきれないかもしれない。
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具 |
具はオーソドックスなもの。大きな薄い円盤のチャーシューが2枚も入っているのが印象的。これもやわらかく、おいしい。ただ、あくまで脇役。 |
総合評価 |
有名なだけあって、非常に特徴的なラーメン。しょう油味好きにはたまらないだろう。うまいとかまずいとかを通り越してまた食べたいと思うところががんこラーメンのすごいところ。ぜひ、普通の日にいっていつものラーメンを食べたい。しかし店内は不思議な空間なのに、雰囲気が良い。
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総合point |
3.7 (by T, 2001/06) |
注文したラーメン |
中間 + 味玉 |
麺 |
細めで、ちょっと透明っぽい。ちゅるちゅるしていてちぢれ加減もほかのが んこより少ない気がする。硬いというよりしこしこした感じでこれもおいしい。 |
スープ |
醤油。スープ自体は澄んでいるのだが、醤油がたっぷりでまるでかけそばのつゆのように黒い。ダシとしてはやっぱりがんこで、味もしょっぱいのだが、総本家の醤油の濃さは半端ではないらしい(悪魔の恐ろしさが想像できない)。葱脂のこくとあいまって、背脂はあまり浮いていないのにかなりパンチの強い味。おいしいが、ちょっとだけ醤油が強すぎかもしれない。後味はそばを食べたときのような感じかもしれない。
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具 |
メンマ、ネギは普通。チャーシューは少し焦げ目が付いているのは前と同じで、やはり具はおいしい。味玉は「勇」同様ふたつ黄身が入っている。温かく半熟でしっかりおいしい。葱脂が独特の香りを醸し出している。 |
総合評価 |
醤油がたっぷり効いているのは、やはり総本家のポリシーのようなものを感じる。好みは分かれるだろうが、醤油好きにはおすすめ。弟子たちは醤油と塩の比率を変えることで、当人独特の味を作り出しているのだろうか。葱脂はいい香りなのだが、ちょっと強すぎる気もする。「学生・塩」というお得(?)メニューを頼んでいる 人が結構多かった。
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総合point |
3.4 (by A, 2001/06) |