C# Tips


asを使用する


C#にはasというキーワードがあります。
これは、キャストをする演算子です。

通常のキャストと違うのは、asの場合、キャストに失敗したときにも例外を投げずnullを返すことです。
キャストに失敗する可能性があり、失敗した場合の処理を書きたいときはasを使用するのが良いでしょう。
nullかどうかをチェックするルーチンを書くと、例外を投げるよりもパフォーマンス良く処理することができます。
class SomeClass
{
	//...
}

//普通のキャスト
//SomeClass s = (SomeClass) o;

//asを使用したキャスト
SomeClass s = o as SomeClass;

//キャストのチェック
if(s != null)
{
	WriteLine(s.ToString());	
}


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