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基隆・九份

交通:台北駅より電車、新店からバス、もしくはタクシー、車で

九份と基隆は台北市より東北に位置する町です。
ひとことでいえば基隆は港町、九份は鉱山の街です。
九份は日本の統治時代には台灣礦業株式會社という会社が開発を進めていたということです。
この写真は九份のもの。

九份の名物である「紅糟肉圓」。
赤く調理された豚肉が透明の皮に包まれています。見た目はちょっと不気味ですが、なかなかおいしかったです。
九份の街は両脇に商店がひしめき、ちょうど江ノ島を歩いているような感じです。
どの店で扱っている食べ物もレベルが結構高く、おいしくて安かったです。
とにかくおいしそうなものを見つけたら手当たり次第つまんでました。

鉱山から持ってきた岩石をためておく場所だったところ。
廃墟になっていますが、岩石をトラックに積み込むための取り出し口がいまも残っています。
台湾のミュージックPVなどの撮影にもよく使われるらしいです。

金瓜石という場所。
南国風の山から地下水が湧き出て滝になっていますが、金属を含んでいるため、地肌は真っ赤に色づいています。 なかなかに不思議な光景です。
普通の道路の脇にあるのですが、特に駐車場があったりするわけでもないのに、みんな止まって写真を撮っていました。

金爪石には黄金博物館ができました。博物館というよりそのエリア自体がテーマパークのようになっています。
四連棟という再現した日本式建物の中の見学や、黄金館という博物館、昔の坑道を歩いたりもできます。
ここのショップで売っている鑛工便當という作業員の弁当がなかなか美味です。

これは陰陽海と呼ばれている場所です。
鉱物質の水が海に流れ込んで、外海とは違った色の水の色をなしています。
2極の対比を表現するのに陰陽というところが中国っぽいです。写真手前に移っている鉄筋コンクリートは鉱物工場の跡です。

坑道へ向かう道の入り口です。
日本統治時代のものでしょうが、天皇萬歳という文字が右のほうに残っています。
地元の人によると、幽霊がでるという話があるらしいです。怖い・・・。
このあたりの住人は昔、日本の下で鉱山の労働者として働いていた人が多いそうです。

 

基隆の港の一部です。魚がいけすのなかで泳いでおり、その魚を買ってお店に持っていくと、その魚を料理してくれるという仕組みのようです。
一軒、大きなお店に入って食べましたが、魚はいまいちでした。
どうも選んだ店が悪かったようです。



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